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yo-taさん「究極の限定品〜レインボーアップルマーク最後のプロダクト」

Macintosh Quadra800の中古品からMacintoshユーザーになって今年でちょうど20年目です。


私にとって今年はMacintosh使用開始20年目の記念すべき年です。この20年間いろいろなMacintoshを触りました。Macintoshにもあります限定モノ、この響きに心躍らない人は少ないと思います。 メジャーなものには20周年記念モデルなんかがあります。 しかし私が欲しくて欲しくて仕方がなかった製品があります。


初代Apple Studio Display(M6356J/A)です。 Apple Studio Displayといえば、Apple Cinema Displayのようなスケルトンのスタンドモデルの方が認知度も高いと思いますが 1998年にデビューした初代Apple Studio Display(M6356J/A)は、それまでのアップルプロダクトの常識を崩した、ブルースケルトンの筐体に、並列15ピンのアナログ端子を備えた製品でした。


当時のフラッグシップはPowerMacG3 (DT/MT)またいつ入荷するかわからないPowerMac9600/350が併売され、CRTディスプレイ全盛期の時代でした。


そんな中、大阪難波にある大手量販店でこの製品の実物を見た瞬間、一目惚れしてしまいました。価格はなんと288,000円!! それでも欲しくて欲しくてたまらなかった私はなんとか購入の策を練りましたが、当時のアップル製品はとにかく入荷未定が普通でしたので展示はしているが本当に販売できるかわからないという状況でした。そうこうしているうちに、PowerMac G3(B&W)がリリースされ、伝統のレインボーAppleマークのベージュ色コンピュータから鮮やかなブルーベリーとホワイトのコンピュータが登場しました。 そしていつの間にか、初代Apple Studio Display(M6356J/A)はデザインこそそのままでしたが、Apple Studio Display 15インチ液晶と製品名を変え、接続端子もの今日標準になったDos/V仕様のアナログ3列で(M6356J/B)というモデル名になり、伝統のレインボーAppleマークもブルーベリー単色になって販売されることになりました。


私と初代Apple Studio Display(M6356J/A)との出会いはまさに蛇の生殺しのような状況になりました。またこの初代Apple Studio Display(M6356J/A)は伝統のレインボーAppleマークをつけた最後のアップル製品にもなりました。そして、時代はPower Mavc G4となり、Apple Studio DisplayもDVI端子を搭載し、(M7612J/A)として、Macintoshの過渡期を三世代息抜きました。


後日、国内の通販会社で海外モデル限定5台入荷というサイトをみつけ早速オーダー憧れの初代Apple Studio Display(M6356J/A)を入手できました。 PowerMac9600に接続した時の感動は今でも忘れません。それまで使用していた20インチの広域な作業スペースよりも、液晶時代到来を感じさせてくれました。 唯一この初代Apple Studio Display(M6356J/A)は致命的な欠陥を除いては、、、、


この初代Apple Studio Display(M6356J/A)は素材の問題かスタンドの伸縮箇所が破損してしまいます。 言うまでもなく私の初代Apple Studio Display(M6356J/A)も破損してしまいました。 そこで当時は製品によって修理会社が異なったApple製品ですが、このディスプレイを修理する会社に連絡をし修理を依頼しました。 見積もりと同時に戻ってきた内容は、「部品供給終了につき、外装はApple Studio Display 15インチ液晶(M6356J/B)になります」という衝撃的なものでした。


すぐ連絡をして、一旦キャンセルし販売店に相談し、別のルートを使って修理を依頼しました。 そこで驚くべく内容が明らかになりました。 もともとこの初代Apple Studio Display(M6356J/A)は足が壊れやすく、そのためすぐM6356J/Bになってしまったということ。 どうやら、限定品という形ではないにしろ限定生産のような感じでリリースされていたと回答をうけました。 修理の結果、私の初代Apple Studio Display(M6356J/A)はApple Studio Display 15インチ液晶と製品名を変え(M6356J/B)となってしまいました。 revision Bなんかは、今日でいうマイナーチェンジですが、当時は正直全く異なると言っても過言ではありません。 今はアルミのデザインとなって、正直かつてのワクワクする製品とは言いにくくなっています。 むしろ今マックは様々なコンテンツの1ソリューションになってしまった感があります。 Macintoshというパーソナルコンピュータがいきいきとしていたあの時代の製品群、店頭で一目惚れするような日が再び来る日を願ってなりません。




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